近年、DXの流れでアジャイルが注目されていますが、JTC(日本の伝統的な大企業)では、組織の問題でアジャイルチームがうまく機能しないことがあります。この問題を解決するために必要なことについて整理してみました。なお、 JTCとは「ウォーターフォール型…
アジャイルを展開していくうえで、現場の開発チームがどう振る舞えばいいかは具体的なテクニックがあるのですが、「偉い人」がどう振る舞うべきかについての情報が少ない気がしたので整理します。なお、僕の元ツイートはこちらからの一連です。アジャイルを…
この記事はグロースエクスパートナーズ Advent Calendar 2022の11日目です。(補足追記:この記事は、一緒に働いている/働くことになる若い後輩たちへのメッセージです)毎年、メンバーからお題をもらっているのですが「一緒に仕事する相手がこうだったら教…
いまさらですが、DevOpsとは何か、具体的には何に取り組むべきなのかについて整理しました。DevOpsとは、サービスの継続的な改善を実現するために、Dev自身がサービスの運用ができるよう、Opsは運用作業のツール化を進めていく取り組みです。そして、DevOps…
このブログはグロースエクスパートナーズ Advent Calendar 2021の10日目です。社内メンバーから要望があったので、僕自身がどのようにシステム開発の初期段階において、どのように要望を整理し、形にしていっているのかについて書きたいと思います。なお内容…
2021年9月18日に開催されたXP祭り2021で「マイクロサービスに至る歴史とこれから」という講演をしました。資料は次の通りです。本来は75分ぐらいかかるのを45分で話そうとして、余裕で時間オーバーしてすみませんでした。 テクノロジーとテクニックによる進…
ようやく裁判の結果が出ました。結果としてフェアユースが認められたのはよかったのですが、Googleが勝訴したということは素直に喜べないので、その理由を書いておきます。関連ニュースは、こういったところから。 約1兆円の賠償金を巡るGoogleとOracleの10…
ちょっと時間が経ってしまいましたが、2020/11/7にJJUG CCC 2020 Fallをオンラインで開催しました。オンラインでのイベント開催は、まだ世の中にもノウハウがないと思うので公開報告です。 JJUG CCC 2020 Fall 会場タイムラプス
久しぶりのデブサミで、世界最高の靴売場をシューカウンセラーとともにデジタル変革してみた という講演をしました。 ともにつくる 2019/10から三越伊勢丹グループの(株)アイムデジタルラボで取締役(Graatとは兼務)として仕事をしています。会社設立&取…
エモいことで有名なDevLOVEの10周年記念イベントDevLOVE X 〜 それぞれの10年、これからの10年 〜で「エンタープライズ、アーキテクチャ、アジャイルのこれから」という講演をしてきました。資料は以下。 Togetter - #DevLOVEX 鈴木 雄介「エンタープライズ…
本日2018年11月1日、Graat(グラーツ)を設立し、代表取締役社長に就任しました。社名はグロース・アーキテクチャ&チームス株式会社です。これまでの活動とは特に変わらず、アーキテクチャ設計やエンタープライズアジャイル開発周りの仕事をしていきます。…
最近、以下の2つの講演をしました(資料は記事末に貼っておきます)。「エンタープライズアジャイルでチームが超えるべきこと」(2018/10/17) エンタープライズアジャイル勉強会 2018年10月セミナー 「MicroserviceでのNoOps戦略」(2018/10/26)NoOps Japa…
2018年7月23日におこなわれた要求開発アライアンス2018年7月定例会で「エンタープライズアジャイルにおける要求探索の勘所」という話をさせていただきました。資料は以下。 僕にとってのエンタープライズアジャイルの定義はウォーターフォール開発の環境が整…
昨年末、ブログをネタにTwitterで議論したことを akipii さんが「アジャイル開発にはモデリングや要件定義の工程はあるのか、という問題とその周辺: プログラマの思索」というエントリにまとめてくださいました。ありがとうございます!。ブログで書かれたこ…
2017/12/15のエンタープライズアジャイル勉強会 2017年12月セミナーの企画は僕がやらせてもらいました。テーマは「アジャイルを機能させる外枠」とし、アジャイルチームがうまく機能するために、あえてチームの外側で解決した方がいいこと、を整理してみたい…
2017/12/15(金)にエンタープライズアジャイル勉強会2017年12月セミナーで「アジャイル開発を支えるアーキテクチャ設計とは」という話をしました。資料は以下から。 アジャイル開発を支えるアーキテクチャ設計とは 僕の話したかったのは「アーキテクチャ設…
「低レベルなマイクロサービスアーキテクチャ(MSA)」というのは「ただの基幹システムとのファイル連携」でいいんだよ、という話。 Level 5 | Richmond, Virginia | Rebecca Morgan | FlickrMSAというのは「どこかに存在する完成されたシステム」ではなく、…
タイトルは煽りです。某勉強会向けに作成した資料ですが許可を得て掲載します。 2001年アジャイル、2006年クラウド、2009年DevOps、2014年マイクロサービスという一覧のトレンドを解説しつつ、最後は「日本のエンプラITはついて行けていないよ」という話。1…
がちがちのエンタープライズ系で既存システムのマイクロサービス化に取り組むときに注意したいこと。 儲かる機能をマイクロサービス化する マイクロサービスの最大の目標は「サービス化された機能のリリースサイクルを、その機能を管理するチームが独自に決…
2017年月31日開催されたAWS Dev Day Tokyo 2017で「〜マイクロサービスを設計する全ての開発者に送る〜クラウド時代のマイクロサービス設計徹底解説!」という講演をしました。諸般の事情でタイトルは煽り気味ですが、40分しかないのに徹底解説というのもあ…
昨年の12月からブログを書いていませんでしたね。こんにちは、JJUG会長の鈴木雄介です。2017/5/20(土)に20回目となるJJUG CCC 2017 Springを開催しました。まずは、参加者、講演者、スポンサー各社、ボランティアスタッフ、そして幹事のみなさま、参加あり…
日本Javaユーザーグループの会長 鈴木です。2016年12月3日(土)にJJUG CCC 2016 Fallを開催しました。事前申し込み1525名、当日参加905名と記録更新です。ベルサール新宿グランドにも慣れてきたのと、今回は貸し切りだったので大きな混乱はなかったかな、と…
2016/11/26(土)に行われたプロダクトオーナー祭り 2016で、プラチナスポンサーとして「プロダクトオーナーは育成できるのか?」という話をさせていただきました。資料は後段に。 なぜSIerがPOを語るのか 弊社は受託開発を中心とするシステム開発企業、いわ…
Sun MicrosystemsがOracleに買収されたのが2009年ですから、あれから7年が経ちました。 2013年、Javaは大人になったはずだった 僕は2013年に「イマドキのJavaとORACLEについて - arclamp」という記事をアップし、次のように書きました。 そんなわけで「ORACL…
2016年11月18日に行われたエンタープライズアジャイル勉強会11月セミナーにて「ユーザー企業へのアジャイル導入四苦八苦」という講演をさせてもらいました。資料は後段に。 エンタープライズアジャイルとは 「エンタープライズアジャイル」の定義は曖昧です…
2016年10月24日のQCon Tokyo 2016にて「今どきのアーキテクチャ設計戦略」という講演をさせていただきました。 アーキテクチャ設計のジレンマ 伝統的に、アーキテクチャ設計というのは設計や実装に先立って事前的に行われる必要がある、とされています。設計…
JavaOneに来ていますが、満席で入れなかったのでデブサミ関西2016の話を。「デブサミへの帰還。」というエモいエントリが上がっていますが、たしかにデブサミ育ちとしては、デブサミに呼んでもらえる、それも基調講演というのは非常にありがたい話です。その…
エンタープライズ業界でもマイクロサービスアーキテクチャの議論が盛り上がりはじめてて、それは良いのですが、やはり本質的ではない技術論にばかり夢中になっている気がしています。 エンタープライズシステムの現状 モノリシックな巨大システムでは一部分…
ウィトルーウィウス建築書 (東海選書)は建築家ウィトルーウィウスによって紀元前30年頃に書かれた書籍で、最も古い建築書として知られてます。松岡正剛による書評(778夜『建築書』ウィトルーウィウス|松岡正剛の千夜千冊)が素晴らしいので加えることもない…
本を書きました。2016/8/25に発売されます。ハッシュタグは #cfadg (Cloud First Architecture Design Guide)でお願いします。Cloud First Architecture 設計ガイド作者: 鈴木雄介出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2016/08/25メディア: 単行本この商品を含…