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ITアーキテクト 鈴木雄介のブログ

2012-01-29

VSUGアーキテクトアカデミー Vol.03 資料など

アーキテクトアカデミーの資料をあげておきます。

後半はワールドカフェをしてみました。最初に「あなたが経験したプロジェクトの問題」を共有してもらってから「アーキテクトがどう関われるのか」と進めてみました。問題の多くは「顧客と要求が共有できていなかった」と「システムと技術の齟齬」にあったように思います。

後者については、まさにアーキテクトが解決する問題ですが、前者についてもアーキテクトがプロジェクトの最初から関わることで解決できる可能性があるのではという意見が出ました。具体的にはアジャイル的なアプローチでプロトタイピングなどを利用して要求の確認をしていく手法です。

どちらにせよ、プロジェクトにおけるアーキテクトの役割はもっとはっきりさせて、積極的にポジションが作られていくべきだと思います。僕としてもできるかぎり分かりやすい説明をしながら、そのアーキテクトの可能性をしめしていきたいと思います。

2012-01-14

VSUGアーキテクトアカデミー Vol.03

資料はこちらから。

2012年01月28日にマイクロソフト品川オフィスで開催されるVSUG DAY Winterの併催「VSUGアーキテクトアカデミー Vol.03」のプロデュースさせていただきます。

VSUGアーキテクトアカデミーはITアーキテクトを目指す若いエンジニアの育成を目的としたイベントです。第1回IBM榊原さん・MS萩原さんら、第2回はチェンジビジョン平鍋さん・アイネタジャパン小井土さんの講演で行われています。

第3回ですが「ITアーキテクトとは何か」という原点を皆さんと一緒に考えるようなイベントにしようと思います。

最初に僕から「なぜソフトウェアアーキテクトが必要か」ということでソフトウェアとは何か、アーキテクチャとは何か、という点から、プロジェクトにおけるアーキテクトの活動、特にプロジェクトマネージャーとの関係性について視点を提供します。より具体的なところはアークウェイ福井厚さんとの掛け合いで深めたいと思います。その上で、グループディスカッション形式で議論を進めます。皆さんの思うITアーキテクトとは何か、そのためにはどんな資質が必要か。今、現場で求められるITアーキテクト像をあぶり出したいと思います。

VSUG(Visual Studio User Group)と名は付いていますが、特定技術には依存しない内容です。ITアーキテクトを目指す方、ITアーキテクトとの協業を考えたい方など、ぜひご参加ください。

参加申し込みはこちらから(会員登録をしてログインするとフォームが表示されます)

2012-01-12

アーキテクトがプロジェクトマネジメントをしたら

システム開発プロジェクトでは、技術要素が複雑化するなかで「何を作るか」というだけではなく「どう作るか」ということの難しさが高まっています。

「何を作るか」というのがユーザー要求やシステム機能であり、「どう作るか」というのは「静的な内部構成・内部構造」と「動的な開発プロセス」のことです。一般的には「静的な内部構成・内部構造」というのをアーキテクトが担当し、「動的な開発プロセス」をプロジェクトマネージャーが担当し、両者はWBS(タスクとスケジュール)を通じて会話をします。

good manager does things right.(良いマネージャーは事を正しくする)」と言われるように、PMは予定(計画やスケジュール)に従って実行し、その実績を見ながら日程/リソース/タスクなどを調整をしていきます。

これに対してアーキテクトの仕事は事前的です。内部構造は事後的な変更コストが高いため、事前に構想をしっかりと高めていく必要があります。たとえば不確定要素を減らすためにプロトタイピングをするといったことは事前構想を固める事に寄与します。

では、アーキテクトがプロジェクトマネジメントをしたらどうなるでしょうか?アーキテクトが得意な領域が「事前的に静的な内部構成・内部構造を構想すること」であるなら、おそらくプロジェクトというものに対しても同じようなアプローチを試みます。つまり「プロジェクトそのものの構成を事前的に構想する」のです。

PMBOKではプロジェクトマネジメントにおけるナレッジ領域として統合管理、スコープ管理、時間管理(スケジュール管理)、コスト管理、品質管理、人的資源管理、コミュニケーション管理、リスク管理、調達管理をあげています。このうち「プロジェクトの構成」にあたるのは人的資源管理とコミュニケーション管理だと考えています。

特にコミュニケーション管理については昨今のコミュニケーションツールの発達もあり、様々な構成を考える事ができます。代表的なものはメーリングリストや共有フォルダやチャット、そして課題管理ツール(チケット管理、バグ管理など)でしょう。また、構成管理ツールも含められます。こうしたものをうまく組み合わせることでプロジェクトの効率を上げる事が可能です。

では、実際に僕自身がどういうコミュニケーション管理をしていたのか。これを事例として発表させていたきたいと思います。ご参加いただければ幸いです。

 

「プロジェクトマネージャー必見。成功する組織 〜プロジェクト管理の標準化手法と効果的な課題管理」

開催日時: 2012/1/26(木)16:00~18:30
開催場所: グロースエクスパートナーズ株式会社(新宿三丁目)地図

キーノートはプロジェクトマネジメント専業コンサルである秀玄舎さんにお願いしました。「PM実装までのステージ」ということでいかにして組織的なマネジメントノウハウを手に入れるのかを話していたただきます。アトラシアンさんにJIRAの紹介をしていただいて、最後に僕から事例を紹介させていただきます。詳細はこちら

申し込みはこちらから

「仕事のバトン、渡っていますか? - プロジェクト管理におけるコミュニケーション基盤作り」

開催日時: デブサミ2012内 2012/2/17(金) 11:10~11:55
開催場所: 目黒雅叙園

WBSがあるのに進捗が見えない」「議事録を書いても顧客側が作業してくれない」「テストしてもデグレする」。こんなことに悩んでいませんか?たとえ個人のタスクが管理されていても、そのタスクのバトンがうまく渡っていないとプロジェクトはうまく回りません。顧客と、オフショア先と、チーム間など、メールやEXCELだけではうまくいかないコミュニケーションをいかに改善するか実例を交えて紹介します。

申し込みはデブサミサイトから

2012-01-09

デブサミ2012のオススメ

本家のサーバーが不調なので、こっちで。

今年もDevelopers Summit 2012 (通称:デブサミ2012)が2/26-27を目黒雅叙園で開催されます。グロースエクスパートナーズとしてはゴールドスポンサーとして協賛もしますが、僕個人はコンテンツ委員として協力をさせていただきました。そのコンテンツを紹介します。

さて、10回目のデブサミのテーマは「10年後も世界で通じるエンジニアであるために」なので、10年とは言いませんが、少し未来を見据えたコンテンツを作ってみました。

まずは、「【16-E-5】デザインの最前線」(タクラム・デザイン・エンジニアリング田川欣哉 氏)。タクラムといえばDoCoMoの「iWidget」、Lunascapeの近藤さんと共同開発し購入第一号はレイ・オジー本人という「Afterglow」、2009年のミラノサローネでは東芝の電球事業終了に伴う記念インスタレーション「OVERTURE」、そして、原研哉さんプロデュースの「MUJI NOTEBOOK」などなど、もはや、日本を代表するデザインエンジニアリング企業といって過言ではありません。その代表である田川さんからタクラムの仕事について紹介をしていただきます。これまで田川さんはデザイン系のイベントでの講演はあるものの、エンジニア系では初めて。貴重な講演をどうぞ。

次は「【16-E-1】2015年のアーキテクチャ、マーケティングシステムを題材にして」(シーエーシー 熊澤公平 氏)。GoogleのサーチからFacebookSNSになっても「いかに適切に人と情報を出会わせるか(=マーケティング)」というのは重要なテーマです。リクルートで数々のインターネットサービス立ち上げを行ったITアーキテクト 熊澤 公平 氏にマーケティングの切り口から「アーキテクチャがサービスを作り、サービスがアーキテクチャを進化させる」というやりとりが語られます。

夜は「【16-E-7】3・11から見えた社会基盤としてのIT」(日建設計 勝矢武之 氏、 クロサカタツヤ 氏、RCF復興支援チーム 藤沢 烈 氏)。各業界で活躍する方をお呼びして東日本大震災をきっかけに気づいたことを共有してもらいます。勝矢さんは木材会館・乃村工藝社本社ビルを手がけた建築家。クロサカさんはシンクタンク出身で通信業界のコンサルタント。藤沢さんもコンサル出身で政府の復興対策本部でも活躍されています。IT業界に縛られず、なぜデブサミで!?という豪華メンバーの共演です。ちなみに僕はモデレータとして参加します。

2日目の朝は「【17-E-1】エンタープライズシステム開発とクラウドの未来」(相澤 歩 氏)。エンタープライズ開発に携わりつつ、Rubyコミッタであり、コミュニティでも活躍する@ayumin。クラウドというものを企業システムの観点から語って頂きます。

最後は「【16-B-3】教科書と現場のあいだ ~学びを活かすために~」(グロースエクスパートナーズ 和智右桂 氏)。DDDの監訳者としても知られていますが、本の知識と現場知のあいだで何を学んだか実体験をもって話をしてくれると思います。一緒に仕事をしているだけに、彼自身が何を語るのはすごく興味があります。

 

他にも魅力的はコンテンツがたくさん。ぜひ、ご参加ください。