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arclamp

ITアーキテクト 鈴木雄介のブログ

マイクロソフトのネット配信に出てみた件

マイクロソフトの寺田さんと牛尾さんにお呼ばれして、Azure Minutesというネット配信番組に出演してきました。光栄なことに第1回ゲストです。


日本 Java ユーザーグループの会長を務め、IT アーキテクトとして著名な鈴木 雄介氏をお招きし、IT アーキテクトの視点からみたシステムの設計の考え方から、マイクロサービスや DevOps に対する取り組み方の本質、さらにはエンジニアとして重要に考えるべきこと、若いエンジニアに取り組んで欲しいことなど、 さまざまな事を聞いてみました。

ということですが、ちらりと内容を書いておきます。

■今のマイクロソフトってどうよ(2'15~)
元々、統合された技術としては非常に良くできていたが、それがオープン性を取り入れて頑張っている。応援したい

ITアーキテクトの考え方で大事なことってなに?(4'35~)
最初に道具(技術)を決めてしまうと選択肢が少なくなってしまうので、顧客の問題をきちんと理解してから道具を選ぶようにしたい

■建築家の考えていることから何が学べるのか?(5'55~)
ビルを作るような建築家は、単に「どういうビルを建てるか」という以上に「ビルが完成してから、どう良く運営し続けるか」というような視点があるのが面白い。そういう視野の広さはITでは全然足りていない

■アーキテクト的な「予見する」とアジャイル的な「やって学ぶ」はどう切り分けているの?(8'30~)
結論は「バランスが大事」。50階のビルを建てるのに「とりあえず1階を作る」ことはできないが、ビルの外装ができた後に内装や設備を入居者に合わせて変えることはできる。そもそもアジャイルも「ベースをキチンと作って、その上で分からない事は学ぶ」という考えのはず

■マイクロサービスにはどうアプローチすべきなのか?(11'05~)
そもそも「マイクロサービスでやりたい」というのはダメ。継続的な改善を続けて結果的に良い形になったのがマイクロサービスだということ。まずは全社視点で最適なシステム配置を考えることから始めないと
日本ではSIerというビジネスモデルによって会社内でシステムが縦割りになっているのは大きな問題。それらをユーザー側の視点で全体最適できるアーキテクトが必要

■どうやって現場でアジャイルを浸透させていけるのか(16'00~)
地道な戦い。現場でウィーターフォール的にやるべきこととアジャイル的にやるべきことを1つ1つ一緒に考えていくしかない。半年とか1年をかけて変わっていってもらうしかない
「ある程度柔軟にやったウォーターフォール」と「計画をある程度ちゃんとやったアジャイル」は本来的に同じ事。いつの日か「柔軟なウォーターフォール」が主流になれば、それをアジャイルと呼び始めればいい

■Netflixは「自分たちに合う手法を適用しているだけ」と言っている(19'20~)
アジャイルをやる」ことを目的にしてはいけない。そういう標準とかテンプレートのようなものを導入すると考えなくなってしまう。つねに「何が自分たちに必要か」を考え続けるのがエンジニアに求められていること

■若いエンジニアは何に取り組むべきか(23'00~)
エンジニア個人としてのオープン性が大事。自分が「何が分からないかが分かる」までは勉強しないといけないが、それ以降は色々な人と話をするほうがよい。JJUGやMSのイベントに遊びに行って話しかけてほしい

■5年後のビジョンは?(24'30~)
特に「こうなっていたい」というのはない。理想に向けて常に地道に努力をする、というだけ。振り返って「あー、こういう5年だったんだな」と思えればいい